in the sky
交差点の真ん中に ポツンと佇む君がいた
行き交う人々のその中で 君の瞳は一点を見つめて
騒めきを取り巻く 様々な時間の流れに
まるで君だけが取り残されてるかのようだった
右を見ても 左を見ても
どこまでも人、人、人の波が押し寄せていた
ある者はハンバーガーを頬張り 満足気に笑い
またある者は額に浮かぶ汗を せっせと拭き取っていた
時は 確実に流れているんだよ―――…
ザワザワとした空間も やがて通り過ぎる
再び押し寄せる波を待つ 一時の瞬間
点滅し出したそれを目にしたとき
駆け出さざるを得なかった
なぜなら君は 上を見たまま動かなかったのだから
待って―――…!!
力の限り君へ伸ばしたその手は 虚しくも空を掴む
君は確かにそこにいるのに その姿は遠くて
「諦め」 という言葉が頭を過ぎった まさにその瞬間
驚くほどに美しい 一筋の涙を零して
君は、笑ったんだ―――…
そうか そうだったのか、と
君を取り巻くその空間に 僕も時を忘れて見上げたんだ
綺麗だね 美しいね
こんなに素敵なものを見せられたら
なんだか泣けちゃうよね
生きてるって素晴らしい
この世に生まれたことに 感謝すら生まれる
ありがとう 空の奇跡
どこまでも広がる青空と白い雲
いつまでも いつまでも
君と時を忘れて 見上げていたい―――…
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