太陽と向日葵と
夏の太陽を背にして 少し日焼けした君は
向日葵のような笑顔で 微笑んでいた―――…
夏が終わりを告げる頃 僕らは出会った
君は泣きそうな顔をして 紫色の口唇を震わせていた
まるで子猫のようで 僕は笑いが止まらなかった
怒る気力もない君は タオルを目指して一直線
僕はいつまでも お腹を抱えて笑っていた
思えばあの時 すでに 僕は君を―――…
君はたくさんのことを 僕に教えてくれた
そのいちばんは 人を愛すること
君に出会わなかったら 今の僕はいなかったよ
君がいなかったら 僕は永遠に 独りきり
君の笑顔 君の声 手を伸ばせばすぐそこに
再び夏がやってきたら会えるだろうか
君はきっと あの太陽の下で
眩しいくらいの笑顔で 微笑んでいるだろう
あの 向日葵のように―――…
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